うろこ雲と 朝霧の境目に 三角になって ぶら下がる
隣村の地蔵盆 どこの村の子か、 答えられなかった 夏
草原に 記憶の夏の 阿弥陀堂
真夜中に 目を覚まして 水面から きょとりと顔を出す
暗い湖を 潜らなければ 出られない夢
ゆうだちは 郷愁をはらみ 明日はこんなに 寂しくなければいいのに
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